Psychology心理学
弱さのアピールにモヤっとしてしまうとき
自分を弱い立場に置いてあれこれ言う人に、モヤっとしてしまうことがあります。弱い立場にあることだけを主張して、はっきり何かを要求されたわけではないのに、暗に気遣いを求められている気分になるときも、同じ感...
公平な関係だけでは満たされないもの
もらったら返す。世話になったら報いる。やり取りが公平である限り、人間関係は健全に回っているように見えます。それなのに、公平な関係にちゃんと囲まれた生活のどこかに、うっすらと虚しさが残ることがあります。...
情熱と応援のすれ違い
仕事、勉強、スポーツ、音楽。対象は違っても、何かに打ち込んでいる人がいます。外から見れば成果も出ていて、うまくいっているように見える。それなのに、本人の内側は焦りや満たされなさでいっぱいで、客観的には...
共感はタダではない
ブレイディみかこさんの『他者の靴を履く』という本に、共感が搾取されるという話が出てきます。読んだときは大きな構造の話として受け取ったのですが、あとになって、小さなことまで含めればよく似たものは身の回り...
人を手段として見ることは、冷たいのか
「他者を自分の目的のための手段として見る、扱う」という表現を見るとなんだか冷たさを感じますし、そうしてはいけないものだと感じます。ところが大学院にいた頃、人間関係はまさに互いを手段として見ることで成り...
利己心の混じった善意は、偽善なのか
善意で動いたはずなのに、あとから自分の中の利己心に気づくことがあります。頼まれごとを引き受けたのは、断ったら悪く思われそうだったからかもしれない。人助けの話を誰かにするとき少し誇らしいのは、立派だと思...
逆境的小児期体験(ACEs)と、その反対側にあるもの
子どもは生まれる場所を選ぶことはできません。どんな家庭に生まれ、どんな大人に囲まれて最初の十数年を過ごすのかは、本人にはどうにもならない部分です。それなのに、その時期に何が起きたかは、その後の健康にも...
苦しんだ経験は人を優しくするのか
苦しく、辛い経験をした人は、そのあとで二つに分かれるように見えます。「自分はこんなに苦労したんだから、他の人も苦労すべきだ」と考える人と、「次の人はこれで苦しまないように、自分にできることはないか」と...